共感力が高い人の特徴と、共感力を高める練習方法を紹介します。
共感力が高い人と低い人の特徴って何?
共感力を高めるトレーニング方法って何?
こんな質問を受けたので、記事にして解説していきます。
今回の「めあて」はこんな感じです。
- 共感力を上げることができる
共感力は練習すれば上手くなりますよ。
- 人に共感することが下手でした。
- 心理学などを学び共感力を高めました。
それでは早速、記事をみていきましょう!
共感力が高い人と低い人の特徴【違いも解説】
共感力が高い人と低い人の違いとそれぞれの特徴を把握しておきましょう。
共感力が高い人の特徴
共感力が高い人は、つまり「相手のことを理解しようとしている人」です。
そのような人にはいくつか特徴があります。
話を聞く姿勢ができている
共感力が高い人は相手の話を聞く時に、相手の目をみてしっかり聞くことができています。
スマホをイジりながら話を聞いたりしません。
「うんうん」と頷きながら相手の話をしっかり聞きますね。
相手の話を受け入れる
共感力の高い人は相手の話を受け入れることができます。
たとえ自分と考え方が違っても、「あなたはそう思うんですね」と相手を素直に受け入れます。
相手に思いやりを持っている
相手の伝えたいことを汲み取ってあげようという感じです。
そういう思いやりの姿勢を持って相手の話を聞いているんですよね。
共感力が低い人の特徴
一方で共感力が低い人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
そもそも相手の話をちゃんと聞かない
先ほどとは真逆ですよね。
話を聞いてないのだから共感もできないのは当然です。
しかし、ありがちなミスとしては、「スマホを触りながら話を聞く」とか「相手に興味を保とうとしていない」というのもあります。
これは意外とやってしまってる人も多いのではないでしょうか。
たとえ上手く共感できていたとしても、効果が薄れてしまいますよ。
相手の気持ちに注目できていない
相手が何をいいたいのか、本当はどのように思っているのかという部分に注目していないということですね。
例えば、「この店のパンケーキめちゃ美味しいんだよ!」と相手が言ったとしましょう。この時の相手は「美味しかった」というのをわかって欲しいんですよね。
共感力が低い人は、その気持ちに気づけないので「いや、パンケーキとか苦手だわ〜」とか言っちゃうわけですよね。
自分の気持ちに素直で良いかもしれませんが、伝え方のコツを知るべきです。
高い人と低い人の違い
結局、共感力が高い人と低い人ってどのような差があるのか。
上手い人と下手な人、なぜこんなにも差があるのでしょうか。
生まれ持った才能?センス?
違います。
「共感のコツを掴めているかどうか」という部分が違います。
誰でも相手の心に寄り添うことはできます。
育った環境に影響する場合もある
今までの環境を言い訳にするのもよくないのですが、無視はできないですよね。
よく親から反対意見を押し付けられていた。ひねくれた人たちと一緒に過ごしていた。とか。
そうすれば共感するのが下手だったりもしますよね。
でも、繰り返しですがコツを掴めば共感力を上げることはできます。
共感力が高い人になる方法【共感力を上げるトレーニング】
共感力を高める方法を解説する前に、そもそもの大前提の話をします。
それは、「同感」と「共感」は似ているようで全然違うってことです。
同感とは「私も同じ気持ちだよ」というものです。
「私、泳ぐの好きなんだよね」という言葉に対して、「私も泳ぐの好きだよ」というのは同感です。
共感とは「あなたの気持ちを理解できるよ」というものです。
「私、泳ぐの好きなんだよね」という言葉に対して、「あなたは泳ぐのが好きなんだね(理解できるよ)」というのが共感です。
ここの違いをまずは理解しておかなければいけません。
それでは、共感力を高める方法を解説していきますね。
相手を理解しようとする
共感力を高める方法として一番大切なのが、相手のことを理解しようとすることです。
ポイントは「その時この人はどんな気持ちだったのかな」ということに集中して、話を聞くということです。
例えば「昨日、友達とショッピングに行って、すごく楽しかったんだよ」と相手が話してくれた場合、相手の気持ちは「すごく楽しかった」という部分です。
会話中に出てくる感情表現を聞き逃さないようにする必要がありますね。
表情と声のトーンに注目する
先ほどの例のように、「楽しかった」と言葉として相手の気持ちが表現されていない場合もあります。
この時の共感ポイントを見つけるには2つのパターンがあります。
- 「そうなんだ、どんな感じだった?」などのように、相手の感情を引き出すような返事
- 表情や声のトーンに注目して、予想で相手の感情に寄り添ってみる返事
どちらでも大丈夫です。
2つ目の予想というのは、楽しそうに話していたら「楽しかったんだね?」という感じですね。
ちなみに、その予想が外れようと問題なしです。
外れた場合、相手は「いやいや違うよ。めっちゃ嫌なことがあってさ〜。」と本当の感情を表現する可能性が高まりますからね。
なので、そこでまた共感すれば大丈夫ですよ。
相手の気持を尊重する
どうしても好き嫌いとかあると、相手の気持ちを理解することが難しい場合がありますよね。
例えばパクチーが嫌いという人は、パクチーが好きという気持ちを理解をできません。
そこで、相手の気持ちを尊重することがポイントです。
「私はパクチー嫌いだけど、あなたはパクチーが好きなんだね」という感じですね。
自分のことはどうでも良いんです。
相手が好きか嫌いかということに注目しましょう。
自分の話をし過ぎない
先ほど言ったように、相手の気持ちを尊重すること、理解しようとすることがポイントになるわけですよね。
つまり、自分のことは関係ないわけですよね。
相手が話の主軸なので。
自分のことは「必要があれば」話すという感じにしましょう。
浅い共感・深い共感【応用】
以下の例をみてみましょう。
例えば「先日、彼氏と喧嘩したんだよね」という相手に対して、すぐに、「喧嘩したんだ。そりゃイライラするよね。嫌な気持ちになるよね。」という部分までが浅い共感です。
そこで、もう少し、相手の話を聞いてみる必要があります。
すると、「でもまぁ、私にも悪いところがあるんだけどさぁ」と言い出したりしますよね。
つまり、ここでの共感は、「喧嘩したんだ。こっちもカッとなってしまったんだね。でも、自分にも悪いところあったなって反省してる部分はあるんだね。」というのが深い共感です。
相手の感情の本音の部分に触れていくということですね。
【まとめ】共感力が高い人になるには鍛えること【身に着ける】
共感力を高める方法のコツを抑えて、より深い共感ができるようになりましょう。
練習すれば誰でも身に着けることはできますよ。
今回紹介した方法を実践してみてください。
また、共感力をもっと身に付けたい人は、本を読むことをおすすめします。
ぜひ、一度読んでみてください。