動揺する心を落ち着かせる方法を紹介します。
動揺する心を落ち着かせる方法を知りたい人は、おそらく、急な出来事が起きたとか、冷静じゃいられなくなったとか、どうしていいかわからないような状態になったとか、そういう経緯があるだろうと考えています。
このように、動揺してしまうことは、割と急に起きることが多いです。
しかし、今、この記事を読んでいるということは、いったん心がざわついた後で、少し冷静さを取り戻したくらいの人でしょう。
今回は、そんな急な動揺をしてしまう時に、心を落ち着かせる方法と、その原因となる不安に立ち向かって行こうという話をします。
- 動揺する心を落ち着かせる方法がわかる
- 動揺する心を落ち着かせて不安に立ち向かうことができる
動揺する心を落ち着かせる方法
自分と会話する
僕の記事ではよく出てきますが、もう一人の自分を作ることをおすすめします。
これにより、自分を客観的にみることができます。
心理学的には「メタ認知」と言われています。
イチローやタモリさんが実践していることで有名です。
具体的なやり方としては、空中にもう一人の自分が浮いていて、その浮いている自分から、動揺している自分に語りかけるイメージです。
「やぁ、自分。今、動揺しているね。頭がいっぱいだね。だんだん不安感や悲しみを感じているね。今、やらなきゃいけないことが手に付かない状態になってるね。冷静な判断が難しい状態かな。」と、自分のことを、空中から観察してみましょう。
自分を客観的に観察し、動揺している最中の自分と会話をすることで、いつもより冷静に判断ができるはずです。
難しい時は、鏡をみることがおすすめ
同じような効果が得られるものとして、鏡をみることがおすすめです。
空中に浮いている自分と会話する、という妄想ができない場合には、鏡に映る自分に話かけましょう。
「動揺している時の自分はどんな顔している?」とか、「大丈夫か、自分。」と声をかけてあげるといいです。
鏡をみて、自分の顔をみているだけでも、少しは冷静さを取り戻すことができます。
一人になれる場所があればいったん逃げ込む
一人になれる場所があるのならば、いったん逃げ込むのもありです。
これは、急な動揺に対して特に効果的です。
周りの目が気にならない場所がいいです。
例えばトイレの個室とか。
我慢している必要はありません。
いったん、一人になれる場所に逃げ込んで、ゆっくり呼吸を整えましょう。
例えば、大きなミスを犯してしまった、とか、恋人に振られてしまって、誘われた合コンに行ったら、最近まで付き合っていた元恋人に遭遇した、とかです。
やばい!という前に、心が落ち着かない、どうしよう!ってなったら、いい感じに「ちょっとトイレ」と一言添えて逃げ出すのはありです。
いったん逃げて、一人になって、心を整えましょう。
一人になれる場所に逃げ込むのは、あなたにとって大切なことです。
動揺して、心が落ち着かない時には、いったん逃げましょう。
意識的に深呼吸する
意識的に深呼吸をしてみましょう。
動揺している時は、本人は気づいていませんが、心臓が速いペースで脈をうち、頭が真っ白になり、呼吸が浅く早く、なっています。
そこで、意識的に深呼吸をしてみましょう。
深呼吸のやり方は以下の通りです。
- 目を閉じて、体の力を抜く。(この時、スーツなど締め付けが強い服は脱いだり、緩めたりしましょう。)
- 体の中の「汚い空気」をイメージしながら、5秒かけて吐き出す。
- 「綺麗な空気」をイメージしながら体に取り込む感じで、5秒かけて吸う。
- これを5回繰り返す
意識的に深呼吸をすることにより、モヤモヤがたまった心が少しすっきりして、冷静さを取り戻すことができます。
外の空気はおすすめ
部屋の中にたまった空気よりも、外の空気の方が、気持ちがいいです。
もし、できることならば、外に出て、同じように深呼吸してみましょう。
動揺する心を落ち着かせて不安に立ち向かう
不安になるのは仕方がないこと
ここからは、少しでも動揺する心を落ち着かせることができた後の話です。
完全にとはいかなくても、徐々に現実を受け入れ始めた状態です。
動揺する理由は何でしょうか。
- 突然、転勤が決まった。
- やってはいけないような大きなミスを犯してしまった。
- 元恋人と同じグループで作業することになった。
- 浮気現場を見かけてしまった。
- 知らなくていい事実を知ってしまった。
動揺する時は、やはり、不安なこと悲しいこと、後悔、驚きなどの感情が複雑に重なっています。主には不安が大きいことが多いです。
そして、この時に大切なことがあります。
それは、「強引に不安を抑えようとしても意味はない。不安を素直に受け入れることが大切。」ということです。
不安になることは人間だから仕方がないです。
ただ、自分の気持ちに嘘をついて、不安を押し込めようとすると逆に辛いです。
徐々にでいいので、現実を受け入れ、自分の気持ちを受け入れることが大切です。
もちろん、悲しい想いや後悔も同じです。
ショックなことが起きて動揺してしまった場合とかです。
悲しい、後悔、そんな気持ちも、しっかり素直になって受け入れてあげましょう。
そんな時も。現実はなかなか受け入れられないかもしれませんが、少しずつ、実感していきましょう。しんどいかもしれませんが、難しいことですが、受け入れるしかないです。
勇気を持って行動すれば未来が変わる
不安を受け入れて、そして、勇気を持って行動しましょう。
動揺するということは、それだけ衝撃的なことが起きたということです。
現実を受け入れることも難しいかもしれません。
もちろん、最初は頭と心がパニック状態です。
しかし、時に何もしなくても、だんだんと受け入れることができるようになります。
その時に、自分の気持ちに向き合いつつ、事実を受け入れつつ、「勇気を持って前に進む」ことに注目してみましょう。
仮に、ここで前に進むという考えをしなかった場合、おそらく、ネガティブな考えがたくさん湧いてきます。
そうすると、辛いです。
そこで、少しずつでいいので、前に進む考えを持つようにしてみてください。
ポジティブにというわけではなく、次にどういう行動をすべきか、次の展開を考えるということです。
人生は、自分で作り上げていかないと、何も変わりません。
ゆっくりでいいので、前に進むことを考えてみましょう。
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